全車19m級の中型車であり,軌間は1435mmである。3両固定編成又は6両固定編成を組成し、MT比は勾配区間に対応するため2:1(近年は1:1)が基本である。いずれも現在の車両にはデッキは設けられていないが,全車半自動ドアが装備されており、通年使用されている。
優等列車に充当される車両は、従来は都市間輸送主体だったため、2扉クロスシート車が主流であったが、1980年代以降の郊外の開発の進展に伴い、ラッシュ時の混雑が悪化してきたため、6000系以降は3扉クロスシート車が主流となった。
各停に充当される車両は、短距離利用が主体のため、3扉ロングシート車が主流であるが、江珂口のラッシュ時の混雑に対応するため、4扉ロングシート車も混用されている。また、江珂口以外の全区間でワンマン運転を実施しているため、3300系、3500系、3700系及び6000系にワンマン運転用の機器を設置している。
車両数は2014年10月1日現在、315両である。
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