[ Diagram ] 1961年中原本線ダイヤ改正

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2.1961年中原本線ダイヤ改正

(1)ダイヤ改正概要

 都市圏が拡大し,狛江町,神保原町,稲城町,中原市といった郊外で人口が急増した。これに伴い,優等列車が混雑するようになった為,1961年にダイヤ改正を実施した。

(2)昼間時ダイヤ概要

・概要

 下りダイヤ

 15分サイクルのダイヤで,1時間あたり急行4本,各停8本が運転される。

 以前に比べると,準急が急行に昇格,各停の運転区間が延長されている。また,各停は品川口で2本減となったことで,すっきりとした15分サイクルとなった。
 急行は2000系2両+3000系4両の6両編成による運転で,全車新性能車が用いられている。各停は旧性能車主体の3〜4両編成である。

 このダイヤは以降,しばらくの間,中原本線の昼間時ダイヤの基本となり,以後は増結・運転区間の延長により対処され,基本的な構成は1975年の急行増発まで変わらなかった。

つづく

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