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1.1955年中原本線ダイヤ改正
(1)ダイヤ改正概要
新性能車の増備,復興及び都市圏の拡大による輸送量の増加に対応する為,1955年にダイヤ改正を実施した。
(2)昼間時ダイヤ概要
・概要
下りダイヤ
30分サイクルのダイヤで,1時間あたり急行2本,準急2本,各停10本が運転される。品川口では以前に比べ,急行が1本増,各停が2本減となっており,神保原口では急行が1本増,各停が2本増となっている。 急行は品川,都立大学,成城,神保原,中原から各停に停車する。都心方面と郊外主要駅への速達の他,他線との接続駅に停車し,各線を結ぶ役割も果たしている。今改正から全車新性能車での運転となり,品川〜中原間を下り列車は37分50秒で結び,以前に比べ約5分短縮された。
準急は品川,都立大学,上用賀から各駅を結び,郊外区間の輸送を担当する列車である。基本的には旧性能車による運転である。
(つづく)