[ Diagram ] 1992〜2001年宮ヶ瀬線ダイヤ

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3−1.1992年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (白紙改正)

(1)ダイヤ改正概要

 柚木支線の南柚木〜中原間の開業し,宮ヶ瀬線全線が開業した。これに伴い,1977年以来の白紙ダイヤ改正を実施した。また,本改正では中原本線も白紙改正を行っており,中原急行の歴史上でも最大のダイヤ改正である。
 
 柚木支線が全通し,新宿方面〜中原地区が直接結ばれることになったことから,従来,神保原で中原本線に乗り換えていた旅客の転移が相当数見込まれた。

 これに伴い,現在の神保原以西で漸減するダイヤから,中原地区・相模原地区への都市間輸送に重点を置いたダイヤ編成に改変する必要が生じた。
 また,全体の輸送量自体増加していることから,新宿寄りの区間も増発の必要があった。
 

(2)昼間時ダイヤ概要

・概要

 下りダイヤ 

 全線で増発を実施し,新宿口では準急が急行に昇格,さらに急行が毎時3本増発され,優等列車は毎時9本の運転となった。これに各停9本を合わせ,新宿〜高坂間で6分40秒サイクルとした。
 これらは途中の神保原,多摩センターで緩急接続を実施している。

 高坂以西は,急行は半原方面に毎時3本,中原方面に毎時6本運転,各停は双方向に毎時6本運転した。但し,新宿寄りの運転間隔の都合上,均等間隔の運転でない。

 この他では,本線末端の田名〜愛川間で毎時3本増発した。


・種別別平均混雑率

cr-date-mygs-2.31-1992.png (6181 バイト)

・配線図

 柚木支線は全線複線,有効長は210mである。

 南柚木は2面4線化され,上り方の渡り線が片渡りとなった。

 中原は,中原本線の直下にとT字型に接続しており,地下2Fに設置されている。2面3線に下り方に区間列車用の折返し設備がある。

 月峰十区には留置設備と検車設備(天上検車区月峰派出所)が設けられている。

3−2.1997年宮ヶ瀬線ダイヤ改正

(1)ダイヤ改正概要

 永福町駅上り線の2線化に伴うダイヤ改正を実施したが,昼間時ダイヤでは特に変更点はない。

 また,都営新宿線で急行列車の運転が開始され,これに伴い新線のダイヤが一部変更となった。なお,都営線の急行は新宿〜本八幡間の運転であり,宮ヶ瀬線には乗入れない。

 

つづく

 

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