(1)ダイヤ改正概要 柚木支線の南柚木〜中原間の開業し,宮ヶ瀬線全線が開業した。これに伴い,1977年以来の白紙ダイヤ改正を実施した。また,本改正では中原本線も白紙改正を行っており,中原急行の歴史上でも最大のダイヤ改正である。 (2)昼間時ダイヤ概要 ・概要 全線で増発を実施し,新宿口では準急が急行に昇格,さらに急行が毎時3本増発され,優等列車は毎時9本の運転となった。これに各停9本を合わせ,新宿〜高坂間で6分40秒サイクルとした。 高坂以西は,急行は半原方面に毎時3本,中原方面に毎時6本運転,各停は双方向に毎時6本運転した。但し,新宿寄りの運転間隔の都合上,均等間隔の運転でない。 この他では,本線末端の田名〜愛川間で毎時3本増発した。
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・配線図 柚木支線は全線複線,有効長は210mである。 南柚木は2面4線化され,上り方の渡り線が片渡りとなった。 中原は,中原本線の直下にとT字型に接続しており,地下2Fに設置されている。2面3線に下り方に区間列車用の折返し設備がある。 月峰十区には留置設備と検車設備(天上検車区月峰派出所)が設けられている。 |
3−2.1997年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 永福町駅上り線の2線化に伴うダイヤ改正を実施したが,昼間時ダイヤでは特に変更点はない。 また,都営新宿線で急行列車の運転が開始され,これに伴い新線のダイヤが一部変更となった。なお,都営線の急行は新宿〜本八幡間の運転であり,宮ヶ瀬線には乗入れない。
(つづく)
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