(1)ダイヤ改正概要 多摩センター〜淵野辺間の開業による新宿〜水郷田名間の直通運転開始,新宿駅第二次改良工事の完成(5面4線・有効長125m
→ 3面4線・有効長210m),新宿〜方南町間複々線化完成などにより,大規模なダイヤ改正を実施した。 (2)昼間時ダイヤ概要 ・概要 輸送量の増加(将来の増加分の含む)及び神保原での接続の改善から,20分サイクル化され,優等列車を毎時6本(2本増)に増発,各停も新宿〜神保原間で毎時9本(1本増)に増発した。
今回,新規に開業した新線は,本線とは運転上区別されており,7000系6両編成によるピストン輸送を行っている。将来は都営新宿線と相互直通運転される。
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・配線図 新宿〜方南町間の複々線化が完成し,別線方式で複々線化された。弥生,南台の両駅は緩行線(新線)のみに設置されている。 新宿駅は従来の5面4線・有効長125mから,3面4線・有効長210mとなり,ホームの幅員拡大及び有効長の拡大が行われた。 新線は方南通りの直下に建設されているが,敷地の都合上,二層式で建設された。将来は新線新宿駅で都営新宿線と直通運転される予定である。 方南町は本線と新線が合流するが,上り側においては両線からどちらのホームにも進入可能であり,さらにどの組み合わせでも平面交差なしに同時に進入できるよう設計されている。
今回の新規開業区間である多摩センター〜淵野辺間は全線立体交差化されている。多摩センターは拠点駅であることから2面4線であるほか,折返し列車を想定し,折返し設備を上下双方に設置している。 この他,各駅で有効長の拡大が行われ,新宿〜方南町間,永福町,若葉町,新川越以西では有効長210m(大型車10両対応),これ以外の各駅では有効長130m(中型車7両又は大型車6両対応)となった。 |
2−2.1980年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要
都営新宿線との相互直通運転開始に伴うダイヤ改正を実施した。
2−3.1983年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 都営新宿線の東大島〜船堀間開業に伴いダイヤ改正を実施した。
2−4.1984年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 水郷田名〜半原間の開業し,本線が全通したことに伴いダイヤ改正を実施した。 (2)昼間時ダイヤ概要 ・概要 急行が半原まで延長された。左記以外に特たる変更点はない。 ・種別別平均混雑率 |
・配線図 新規開業区間である水郷田名〜半原間は全線立体交差化されており,ホーム有効長は全駅210m(大型車10両対応)である。 |
2−5.1986年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 都営新宿線の船堀〜篠崎間の開業に伴いダイヤ改正を実施した。
2−6.1987年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 都営線内のダイヤ改正に伴うダイヤ改正を実施した。
2−7.1988年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 柚木支線の高坂〜南柚木間開業に伴いダイヤ改正を実施した。 ・概要 柚木支線は毎時6本の運転で,半数は多摩センター発で同駅で急行と接続する。もう半数は高坂発で同駅で準急と接続する。 ・種別別平均混雑率 |
・配線図 柚木支線の開業に合わせ,高坂駅が2面4線化された。また同駅の上り寄りに柚木支線の区間列車用に折返し線が1線設けられた。 柚木支線内の各駅は全線複線で,有効長は210m(大型車10両対応)である。 また,今改正にあわせ大宮〜日影間の各駅で有効長の延伸が行われ,全駅の有効長が210mとなり,全線で大型車10両編成の運転が可能になった。なお,同区間の延伸は複々線化工事中の都合上,仮設であり,ホーム幅が細かったり,ホーム上屋がないなど,簡易化されている。 この他,1986年に運転本数の増加に伴い,榛名坂に退避設備が設けられた。 |
2−8.1989年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 都営新宿線の本八幡暫定開業に伴うダイヤ改正を実施した。
2−9.1990年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 都営新宿線の本八幡駅本開業及び柚木支線中原〜月峰十区間開業に伴うダイヤ改正を実施した。 柚木支線の新規開通区間は従来の路線と接続しておらず,本線のダイヤには変更はない。柚木支線の中原〜月峰十区間は4両編成が昼間時10分毎の運転である。中原で中原本線の急行と接続している。 なお,中原本線とは中原駅で接続しているが,レールは繋がっておらず,その為,月峰十区に天上検車区月峰派出所が新設され,列車の検査(月検査まで)を担当している。重要部検査には対応していない為,該当車両が発生した時は天上工場まで陸送される。 本八幡駅本開業に関しては昼間時ダイヤでは変更点はない。
2−10.1991年宮ヶ瀬線ダイヤ改正 (1)ダイヤ改正概要 都営線内のダイヤ改正に対応し,ダイヤ改正を実施した。
(つづく)
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