04.近年のダイヤ改正について 04-3.2008年10月 1日 宮ヶ瀬線ダイヤ改正 1.ダイヤ改正の概要 宮ヶ瀬線のダイヤは,2001年のダイヤ改正以来,小規模な修正を除き,特に変更されていなかったが,座席定員制の「宮ヶ瀬ライナー」を朝ラッシュ時上りに4本,夕ラッシュ時下りに10本新設するため,2008年にダイヤ改正を実施した。また,これに伴い,一部列車の時刻を1〜2分程度変更した。 2.「宮ヶ瀬ライナー」導入の経緯 中原急行では輸送効率を向上させるため,4扉ロングシートの通勤型車両を用いて効率的なサービスを提供していたが,生活レベルの向上,所得の増加,社会構造の変化,嗜好の多様化等からサービスの質的向上・多様化が求められるようになってきた。 運転にあたっては,高坂での半原方面,中原方面への分岐にどう対処するかが大きな課題となった。検討の結果,需要の多い時間帯に運転する列車は高坂で分割併合を実施,さらに需要の多い時間帯は続行,需要の少ない時間帯は小編成による運転とした。これに伴い,車両は5両編成で組成することとし,高需要時間帯はこれを2本連結した10両編成で運転することとした。 当面は夕ラッシュ時は全時間帯,5両編成30分毎(高坂以遠各方面60分毎),朝ラッシュ時はピーク時の前後に10両編成での運転とし,7時台の列車は多摩センターで半原方面発,中原方面発の両列車を併合,9時台の列車は,乗務員数の制約,下り回送列車設定の都合(主に多摩セ又は高坂駅のホーム発着容量の都合)から各方面単独の10両編成とした。 参考 2000系500番台
3.宮ヶ瀬ライナーの運転概要 ・運転日 平日(月〜金。但し祝祭日を除く。) ・運転本数 下り10本 上り4本 ・運転区間 新宿〜愛川・月峰十区 ・使用車両 2000系(座席定員 5両編成時388人 10両編成時776人) ・乗車整理券料金 300円 ・運転時刻 下表のとおり
・その他 上り列車は新宿駅でのみ下車することができる。
4.その他列車の変更点 今回のダイヤ改正は,「宮ヶ瀬ライナー」の運転開始に伴うものであるため,宮ヶ瀬ライナー運転に伴う時刻変更を除けば,一般列車の変更点は特にない。
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