[ Diagram ] 2015年 7月27日ダイヤ修正について

Diagram ↑

  


  江珂鉄道では、2015年7月27日(月)から、高町・一ツ葉地区の平日夕ラッシュ時〜深夜時間帯における各停の輸送力適正化のため、下り17本・上り16本を、現行の6両編成による運転から3両編成に減車することとした。   
  ※休日ダイヤは修正なし。   


 これらの列車は、4編成は夕方に高町で増結を施し(3両→6両)、4編成は急行用車両で運転される6両転換クロスシート車の間合いを利用し、夕ラッシュ時〜夜間時間帯の各停の輸送力増強を実施していたが、労働形態の多様化による輸送ピークの平準化やそもそもの輸送量の減少傾向により、近年は時間帯平均で乗車率58%、最大でも乗車率70%程度の利用状況となっていた。   
 他方、6両編成で運転するためにはツーマン運転が必須であるほか、増解結に人員を割く必要があるが、長期的な輸送量の減少が見込まれる中、持続的に輸送サービスを維持するためには運営の効率化が必要な状態であった。   
 このほか、急行用車両は走行距離が長くなりがちなのに対し、各停用車両はその逆にあることから、編成毎の走行距離の平準化を図ることも望まれていた。   


 これらの事情を考慮した結果、夕方の高町での増結(4回)、解放(1回)は全廃し、急行用車両によるの間合い運用は、先の増解結の廃止により余剰となった各停用車両で置き換えた。この結果、高町・一ツ葉地区の夕ラッシュ時〜深夜時間帯に6両編成で運転される各停は、急行用車両が高町検車区に出入庫するための下り4本、上り5本のみとなった。   
 なお、減車後の乗車率は時間帯平均で97%、最大110%程度が見込まれているが、混雑する区間は短いことから(乗車時間7分程度)、大きな混乱は生じないものと見込んでいる。また、輸送量の減少する学生の夏休み期間にダイヤ修正を実施することで、混乱を最小限に留めるよう配慮した。   


 今回は高町・一ツ葉地区の夕ラッシュ時が見直しの対象となったが、持続的な輸送サービスを維持するために、他の区間でも効率化を模索しているところであり、随時改定を実施する所存である。

  

○減車対象列車(いずれも各停)   

<下り列車>               <上り列車>   
 高町16:45 → 一ツ葉17:14      一ツ葉17:23 → 川壁18:12   
 葉月17:21 → 一ツ葉17:33      一ツ葉17:45 → 葉月17:57   
 高町17:15 → 一ツ葉17:44      一ツ葉17:53 → 川壁18:42   
 葉月17:51 → 一ツ葉18:03      一ツ葉18:15 → 葉月18:27   
 高町17:45 → 一ツ葉18:15      一ツ葉18:23 → 川壁19:11   
 葉月18:22 → 一ツ葉18:33      一ツ葉18:45 → 葉月18:56   
 高町18:16 → 一ツ葉18:45      一ツ葉18:53 → 川壁19:42   
 葉月18:53 → 一ツ葉19:05      一ツ葉19:16 → 葉月19:27   
 川壁18:26 → 一ツ葉19:15      一ツ葉19:23 → 高町19:54   
 葉月19:35 → 一ツ葉19:47      一ツ葉19:56 → 高町20:22   
 葉月19:55 → 一ツ葉20:07      一ツ葉20:15 → 川壁20:59   
 川壁20:50 → 一ツ葉21:33      一ツ葉21:56 → 高町22:22   
 川壁21:27 → 一ツ葉22:15      一ツ葉22:37 → 川壁23:29   
 川壁21:39 → 一ツ葉22:25      一ツ葉22:53 → 高町23:24   
 川壁18:51 → 高町 19:02      高町 20:08 → 川壁20:19   
 川壁19:51 → 高町 20:02      高町 21:08 → 川壁21:19   
 川壁23:39 → 高町 23:50       
  
  
○急行用車両から各停用車両に置き換え   
 (2扉クロス・6両 → 3扉ロング・3両)   
   03A → 91T   
   05A → 89T   
   07A → 33T   
  
 (3扉クロス・6両 → 3扉ロング・3両)   
   63C → 59T   
  
○増結中止   
 (3扉ロング・6両 → 3扉ロング・3両)   
   59T+89T → 59T   
   21T+91T → 21T   
   61T+93T → 61T   
   33T+97T → 33T

 

Diagram ↑